アフリカ旅行記④ケニアで佳子ちゃんにはじめまして
- 森をツナグ

- 2024年2月20日
- 読了時間: 4分
更新日:11月27日

→前回(アフリカ旅行記③わたしにできる国際貢献のあり方)からの続き
ブルンジからアジスアベバ経由でケニアへ
飛行機の窓から見る景色が
緑が多かったブルンジと全く違う
手前は国立公園で緑の平原だけど
街はめっちゃ高層ビルが立ち並ぶ
茶色の世界だ
飛行場に着くと…
『ともちゃーんじゃんぼー』
カラフルなワンピースに身を包んだ
佳子ちゃんが出迎えてくれた
ちょうど1ヶ月前に札幌のせっちゃんが
繋いでくれて
fb見た瞬間に、この人と絶対気が合う
と確信した♡
あれよあれよと
ナイロビ市内や国立公園も全て
アレンジしてくれる流れことになり
思ったとおり
会った瞬間から話が止まらなかった
田舎から都会に上京してきた子のように
キョロキョロする
幹線道路が広い!高速道路がある!
広大な茶色の大地に
大きなトラックが行き交い
砂ぼこりがもくもくと舞う
思い描いていた、ザ・アフリカがあった
いや、思った以上に都会でびっくりした
まずはナイロビ国立博物館へ
動物たちの剥製をみた瞬間、涙が滲んできた
なんて美しいんだ
剥製になってもなお、生命の透明さと
無駄のない美しさが際立つ
国立公園で実際を見るのが
とても楽しみになった
夜には豚肉の炭火焼きとウガリと
野菜の煮込みとビールだ

ウガリはアフリカの主食だ
小麦粉やとうもろこし粉を練ったもので
日本のほうとうがどーんと塊で出てきて
そのままちぎって食べる様なイメージだ
ブルンジでウガリを食べて
正直ちょっともういいかな…
という味だったんだけど
ちょっとつまんで、手の中でネリネリすると
自分の味になっていくんだよ、と佳子ちゃん
やってみると、
ほんとだ、味が馴染んで実に美味しい♡
ちなみに
ケニアはフライドポテトが
たまらなく美味しい
これまでの人生の中で一番、と言うほどの
ポテトを何度も食べることになる♡
そして驚いたのが、ケニア人のオープンさ
笑顔でめちゃくちゃ話しかけてくるし
イギリスの植民地だったので
英語を話すから会話も弾む
(ブルンジは元ベルギー植民地でフランス語
だから、思うようにみんなと話せなかった)
からっとした底抜けの明るさが
肌の色も黒くて大きいしなんか怖い…
という印象を見事に一変させてくれた
翌朝は学生時代のバックパッカーぶりの
バイクの後ろに乗って移動
砂ぼこりがすごいけど
風が気持ちいい〜
この日は
佳子ちゃんが長年習ってきた
アフリカンダンスの先生から体験レッスン

ブルンジで子どもたちが踊っていた姿を
たくさん見てきたけど
実際やってみると
腰とお尻を体幹を使って
いかに小刻みに振っているかがわかる
体幹をしっかり持って
大地と繋がらないとあの動きはできない
ただでさえアフリカ人はお尻が
ぎゅっと上がっていて
腰がぐっと入る姿勢になっているし
引き締まった弾力のある筋肉が
しっかりと骨を包み込んでいる
素晴らしい体型を持ってる
小さい頃から日常的に踊ることで
体幹が鍛えられて大地と、宇宙とつながり
大きなエネルギーが循環しているのだな
だからこそ、今を思いっきり感じて
今に生きていられるのかもと感じた
その後、ケニアの少数民族の太鼓
レッスンも受けた
牛の皮と木からできている太鼓は
人工的な部品が一切入らず
生き物の息遣いに、大地の鼓動のリズムを
のせて叩いているダイナミックさがあった
小さい頃からこれを聴いて踊っていたら
自分の身体を使い切ることとか
エネルギーが回る感じとか
自然に身についていくのだろうな
その後、マーケットに立ち寄る
色とりどりの果物や野菜がぼんっっ!と
丸ごと並ぶ

廃棄されたタイヤを使って
分業しながらサンダルを作るおじさんたち
ただようゴム臭に
思わず鼻をつまみたくなるが
おじさんたちはもろともせずに
一足一足、きっちりサイズ通りに作っていく
余った野菜や食べ物のくずの山を
牛が歩き美味しそうに食べている
マーケットには生命の、エネルギーの塊が
喧騒とともに混じり合っていた
夜に行った初のエチオピア料理
これが、実に、今回のアフリカで一番と
言えるほど美味しかった
少し酸味のあるクレープのような生地に
ミンチ肉や野菜、色々なおかずが少しづつ
盛ってある
クレープをちぎりながら、そのおかずを
混ぜながら食べると
えも言われぬ美味しさよ
最後の、魅惑的な香りとともに運ばれてきた
深煎りのコーヒーの美味しさといったら
至福のナイロビナイトを過ごして
翌日は念願の…
→次回(アフリカ旅行記⑤動物と、緑の惑星と翌日はツァボ国立公園へ)へ続く




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