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スリランカ【過去と今と未来をつなぐ旅】
スリランカの旅を振り返って 森をツナグ 〜 過去と今と未来をつなぐ旅 〜 1. 木としての記憶: 私は、森だったのかもしれない 私の中にはずっと、**「木だったかもしれない」** という感覚がある 特にアフリカでバオバブを見たとき スリランカで菩提樹に祈る人々を見たとき そして太宰府天満宮のくすのきに触れたとき それを強く感じた。 アフリカでは、木の根が地中深くに張り巡らされ 微生物や水とともに生きる感覚を身体で感じた 「私はこうやって、大地とつながり 命を支えていたのかもしれない」と思った。 スリランカでは、菩提樹の前で人々が純粋に祈る姿に心を打たれた。 「木に祈る」という行為は、ただの信仰ではなく、木が持つ知恵に問いかけること そこに、私が昔「木だった頃」の記憶が 呼び覚まされた気がした。 太宰府天満宮のくすのき に出会ったとき 私は圧倒的な存在感を感じた。 それはただの「古木」ではなく 「時間をつなぐ存在」 としてのくすのき 千年という時間の流れの中で 人々の祈りを受け続けてきたくすのき まるで過去の自分と再会したような気持ちに させた。

森をツナグ
2月22日読了時間: 4分


スリランカ【美しき樹齢2300年の菩提樹
樹齢2300年の菩提樹があると聞いて それを見ないわけにはいかないと訪れた アヌラーグプラにある仏教寺院 ジャヤシュリーマハーボーディ 紀元前3世紀、ブッダが悟りを開いた時の 菩提樹の分木をインドから持ち帰って植樹という 実に美しかった。眩い太陽の光に照らされて より一層美しく輝いていた 2300年も経つというのに全く朽ちることなく 生き生きと瑞々しくエネルギーを放つ菩提樹 白い洋服で身を包んだ人たちが 菩提樹を支える金塔にひざまずきお祈りを捧げる 人々はブッダが悟りを開くことを助けた 菩提樹は特別なエネルギーがあると信じて 祈りを捧げているという そこあそこで紡ぎ出される祈りの美しさに 言葉を失った 境内にはたくさんの分木された菩提樹 どれも天に向かって美しく伸びていた 私がくすのきを好きなのは、これだと思った くすのきと菩提樹はとてもよく似ている いつも美しいと愛でて、いつも話しかけている そのエネルギーにいつもお願い事を放っている 日本を出発する前日も、くすのきに 『森をツナグの世界を、スリランカに繋いでください』とお願いをしに行った まさ

森をツナグ
2月15日読了時間: 2分


スリランカ【シーギリアロックの景色】
登りは1時間ほど、汗だくだくのちに広がる風景 シーギリヤ・ロックは5世紀にカッサパ1世が もともとお坊さんの瞑想の場だった岩に 7年の歳月をかけて王朝を作った場所 王である父親の腹違いの弟の母親は高貴な出身で、 一方兄の自分の母親は身分が低い出身。 在位を奪われるのを恐れて 父親を殺したカッサパ1世。 追われるようにここに王朝をうつし、18年間政治をしたあと 弟が大軍を率いて攻めてきて、カッサパ1世は自ら命を絶ったという… 頂上で土地の声を聞いたら 『恐れ』が強くでてきました 美しい庭園を作り、素晴らしい灌漑設備も 美しい壁画で彩られた岩の上の宮殿で政治をしていた カッサパ1世は、果たして幸せだったのか

森をツナグ
2月14日読了時間: 1分
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