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  • 執筆者の写真森をツナグ

『からだとわたし』その1

更新日:2021年5月24日



トライアスロンをしていてよかったことはたくさんありますが、そのうちのひとつはトレーニングを通してこれまでで一番、身体に向き合えたこと。


走りながら、泳ぎながら、自転車のペダルを漕ぎながら、ずっと身体との対話をしていて、小さい頃からの自分の身体を振り返る機会になっています


お客さまにわたしの身体のことをお伝えすると『わたしもですー!』と共感してもらえることも多い。ひとつでも気づきがあると嬉しいなと思って、身体のこと、綴っていきます

先日、水泳のクロールの息継ぎをやっていた時のこと。


わたしは右側で息継ぎをしますが、トライアスロンは海の中で泳ぐし、他の人も泳いで足が当たったり、息継ぎしたくてもできないこともあるから、左側でもできていたほうがよいと言われて、左側を練習すると… 沈む!!!


もともと水泳は得意で、右側はすごくスムーズなのに、左側はいきなりカナヅチになったようにブクブク沈んで、息継ぎできない!苦しい!!


なんでだろうと左側の息継ぎを繰り返しながら観察すると、左側の側面が伸びていない。右側はすっーっと身体全体が伸びているのに、左側は固まっている感じがして柔軟性がないのです。


同じ頃、ランニングしてた時。


5キロ過ぎたあたり、疲れてくると股関節が痛くなってきました。股関節が痛くなるのは前傾姿勢になって腰で上半身と下半身が支えられなくなっているから。腰に力をぎゅっと集めるようにすると股関節の痛みは減ってくるのですが、上半身がうまくあがってこない。

特に左側の肋骨を引き上げようとしてもあがってこないのです。左側が固まってる… 左側を伸ばしたり、呼吸を入れたりして、なんとかあげようと意識したら、少しづつ上がっていきました。


同じ頃、自転車に乗っていた時のこと。


トライアスロンは40キロなのですが、20キロを過ぎてくると胸が下がって呼吸が少し浅くなる。やっぱり左側の胃の奥に何かすごく固いものがあって、それがぎゅっーとなってるから、左側があがらない。


あげよう、あげようとやっていても、あがらないので、包み込むような感じにして、胃が何を伝えようとしてるのか、そのすごく固い一点を優しく包み込んで、呼吸を吐いたり吸ったりを繰り返す。優しく寄り添ってみると、聞こえてきた声が…


『かせがなきゃ!!』


『かせがなきゃ??』どういうこと??


→「からだとわたし」その2はこちらから

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