アフリカ旅行記②ドキドキのブルンジホームスティ
- 森をツナグ

- 2024年2月17日
- 読了時間: 4分
更新日:11月27日

→前回(アフリカ旅行記①旅の始まりはブルンジから)からの続き
少し錆びた鉄の扉をぎぃぃと開くと
小さい石が混じった茶色の土が
中央の共有部分に広がる
そこにはロープにシーツとか服とか
洗濯物が並べて掛かっていて
両脇と奥に茶色の建物が連なっていた
一番手前ののれんをくぐると
少し薄暗い、茶色の床の大きな部屋に
ソファーがどーんと置かれていた
ここが今日泊まってもらう部屋だよ、
ここがシャワーとトイレだよ
家の中を案内してもらう
泊まる部屋はムワッと空気がこもってて
もちろん冷房は…ない…
ベージュの壁はところどころはげていて
思った以上の現地のリアルに一瞬ひるむ…
今日、わたし大丈夫かな…
日本人が彼のうちに4人!
普段外国人が来ない場所だから
近所の子どもたちがわらわらと集まってくる
みんなシャイで、少し遠巻きから
くすくすこっちを見てる
『焼きとうもろこし食べる?』
というので、パクっっ!

うん!固めっっっ!!
中流の一般の家庭では、炭火を使って
調理するらしく
美味しそうに焦げ目がついてる♡
しかし
茹でてなくて、そのまま直火で焼いてる
だけだからポップコーンになる
少し前のとうもろこしのような感じ笑
とうもろこしを食べた後は
外に出て子どもたちと写真撮ったり
少しづつ距離を縮めてきたところに

そろそろ他の他の日本人は移動するね〜と
ひとり残されることに…

泊めてもらう家の
テラルネのスタッフDiomedeさんは
英語が話せるからいい
奥さんも少しだけ英語を話せるけど
フランス語圏だから
3人の子どもたちも、地元の人たちも
英語を話せる人は少ない
さて、どうなる!!わたし!???
子どもたちは外で足でリズムをとりながら
みんなで遊んでる
輪の中に入れてー!と見よう見まねで
遊んでいると次第に打ち解けていく
鬼ごっこのように追っかけ回していると
みんなキャーキャーいいながら逃げるし
捕まえた後に高い高いやぐるぐる回すと
もっとやって!もっとやって!と
せがんでくる♡
スマホ見せてー!スマートウォッチで
遊んだり、子どもはどこでも一緒なんだな♡
目がくりっくりで
ビューラー使ってないのに
まつ毛のカールが半端ない
肌がツルッツルで弾力もある
髪の毛がチリチリで触り心地がとてもいい♡

近所の子たちもリビングに出入り自由だ
お互い勝手に入ってきては遊んで
そのうち出ていく
親も住み込みのお手伝いさんも
大人はみんな自分の子どものように扱ってて
だから子どももどの大人に対しても
くっついたり抱きついたり
仲良さそうにしてる

鬼ごっこがすぎて、子どもが誤って
隣の家に置いてあった塩を
地面にぶちまけた時には
その家のお母さんはちゃんと叱ってる
いいなぁ…この光景…
昔は日本でも当たり前であったであろう
賑やかで和気藹々とした飾らない
日常の光景に、じーん
そうこうしてると
『トモコさん!今日の夕方に奥さんの
友達の結婚パーティーがあるから
一緒に行く?』
え!?今日の夕方!?
時間を聞くとあと30分後に出るという
めっちゃ急やん
『5分待って!!!』
日本から出発したままの
グレーのTシャツに黒のパンツの格好から
手持ちの中で一番まともな洋服に着替えて
綺麗に着飾った奥さんと
奥さんのお母さんと家をでる
ほどなくパーティ会場に着いた
人、多っっっ
肌の色が違うの、もちろんわたしだけだから
すごく目立つんだけど
『アマホロ〜』と
現地語でお疲れ!みたいな挨拶すると
『アマホロ〜』って
みんなニコニコしながら握手して
返してくれる♡
奥さんは
『わたしはこっちで友達と話してるから
あなたとお母さんは椅子に座ってきて〜』と
ええーー!?
わたしたちだけ座るんかい!!
すでにパーティが始まってたから
奥さんのお母さんとわたしの席もバラバラ…
しかもお祝いスピーチの長いことよ…
スピーチを長く丁寧に伝えることが
習慣であり祝福らしい
ようやくパーティが終わり
家に辿りついた時点で22時ごろ
お家で美味しいご飯にありつけたのが
23時ごろ…
(パーティ会場で夕飯が出るのかと
思ったら何も出ず)
日本からそのままだったのでさすがに
シャワーを浴びたいと入ったら…
うん!そうだった!水しかなかった!
とりあえず、ざざっと水浴びして
寝室に向かう…日本を発って38時間…
長いいちにちが終わろうとしてた




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