アフリカ旅行記③わたしにできる国際貢献のあり方
- 森をツナグ

- 2024年2月19日
- 読了時間: 4分
更新日:11月27日

→前回(アフリカ旅行記②ドキドキのブルンジホームスティ)からの続き
翌朝
今日からツアーの他のメンバーと合流して
maaaruのドネーション先の学校をまわる
今回ツアーに参加した目的は
わたしにどんな国際貢献ができるかを
明確にしたかったから
首都ブジュンブラから2時間半
緑が美しい山道を車で駆け抜けて

途中、赤土と茶色の土壁の集落を通ると
雨でぐちゃくちゃになって赤土で
車が滑って動かなくなり
みんなでヨイショ!と押しつつ

向かった先に出迎えてくれたのは
大きな子どもたちの歌声と
緑と黄色と赤のお花の絨毯だった

何百人という数の小学生たちが
一生懸命、身体の奥から声を出してて
その声がスコーンと天高く抜ける
青い空にこだまして
気づくと涙がつつーと頬を伝ってた

なんという生命のかたまり
なんという透明でまじりけのない存在
近くに寄ると
マルコメみたいにクリクリした頭の子たちが
人懐っこく、わーと寄って
握手しよっっ!と言ってくる
校長先生からドナーの方へ
感謝の気持ちが述べられた後は
お祝いの踊りだ
太陽に照らされて弾けんばかりの肌と
眩しすぎる笑顔の女子中学生が
リズムにのって身体全体で表現する

感動しっぱなしで、ずっと涙ぐんでた
この後の2校からも、大歓迎を受けた
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今回、テラルネさんの支援を受けている
元ストリートチルドレンの
裁縫の現場にも訪問した

彼らは自立できるよう裁縫の訓練を受けて
地元の市場で開業してた
生まれながら腕が曲がってしまっている子が
とても器用にミシンで洋服を縫っていく
わー!すごい!と感嘆の声をあげると
照れながら笑顔を浮かべてる
彼らの真剣に取り組む姿が尊くて
同時にとことん寄り添うテラルネ スタッフの
姿勢に感銘した
ひとりひとりに調子はどう?と声をかけてる
ちゃんとヒアリングを行っていて
容易にお金をあげるのではなく
彼らに本当に必要な適切なサポートをしてる
ちゃんとみてないとできない、尊い仕事
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今回、ツアー参加者のうち
年収50億の方とかもいて
道中話せたことがとても勉強になった
自分たちはガリガリビジネスやってきたので
海外でも会社を起こしてビジネスしながら
財団も作って支援していく
それが自分たちにできる、世界平和という
視点がマクロで、大局的だった
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じゃあ、わたしは何ができるのか
なぜ『識字教育をやりたい
貧困層の底上げをしたい』のか
昔、テレビで緒方貞子さんや黒柳徹子さん
途上国で子どもたちに囲まれて
活躍されてる姿を見て
英語が好きで海外に憧れがあったわたしは
『これこそが国際協力の理想』と
無意識で思ったのだと思う
過去世も関連してて
貧乏で教育を受けられず、2歳くらいで
外に出された記憶がなんとなくあるから
それも起因してるんだと思う
しかし、そもそも
国内と海外と切り分ける必要があるのか
どこかで貧困をかわいそう
だから支援しなければと
現地を下にみていた気がした
セッションの時によく言うのが
全ては自分で選択しているということ
その両親に生まれたこと、自分の仕事
置かれた環境、人のせいではなく
全て自分で選んでいるということ
であれば海外も同じだ
かわいそうではなく
その選択を尊重すること
なぜならその人はそこを乗り越えたくて
それを選択してるからだ
であれば、わたしは何ができるのか
大局的に物事を考えることは得意じゃないし
(一時期、財団とか社団法人とか
作ろうと思って動いたけどできなかった)
現地に住んでどっぷり向き合うことも違う
文字の読み書きができない気持ちも
リアルにはわからない
以前の仕事の時も、今も
好奇心のままに色々な国や地域に行って
新しいことを知れることが喜びだ
日本でやっているセッション、人の内側から
その人の可能性を引き出すことも大好きだ
だから
日本でも海外でも整体のセッションを
していったらいいんだな
そうすることで人の能力が開花する
その人が増えることで国際貢献に
世界平和に繋がっていく
リトリートもやりたいから
日本でも海外でもやっていけばいいんだな
人が現地に行くことで経済がまわるし
その人がこの国よかったよー!と言うことで
次にその国を訪れる人が増える
そしたらまた循環がまわっていく
自分にできる国際貢献の
世界平和の形が見えて、それを覚悟できた
なんだか肩の荷が降りた感じがした
ブルンジは大きな転換点になった
→次回(アフリカ旅行記④ケニアで佳子ちゃんにはじめまして)へ続く




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