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  • 執筆者の写真森をツナグ

『からだとわたし』その9

更新日:2021年5月24日


▼その9

(昨日のお話)『不安』に押しつぶされそうになりながら、なんとか自分を取り戻し空港へその矢先、一番大切なものを忘れていたことに気付きました。


一番大切なもの、、、大会事務局から事前に送られてきたゼッケン自分と自転車とヘルメットにつけるゼッケン持ってこなきゃと思ってて、忘れたーーーーダンナさんに頼んで持ってきてもらっても、もう間に合わない時間(涙)


一緒にいたグループの方に相談したら『ダンナさんに頼んで、明日、飛行機でくる人に渡したらいいんじゃない?』と言われて、そっか!と気持ちをたてなおし、ダンナさんと仲間に連絡を取り、その日の夜にダンナさんが仲間の自宅まで持っていってくれる段取りに…はぁぁぁよかったぁ!!!

ほっとして飛行機に乗ったら、耳抜きがうまくできなくて耳が痛い… 胃と耳は繋がってます。不安と緊張で胃が硬くなったから、うまく耳抜きできないんだなぁと実感。以前ダイビングをやっていた時も、耳抜きが痛くてネックでした。1ヶ月前、実家から帰ってくる時のフライトは、スムーズに耳抜きができたことを思い出しながら、あの時はストレスなかったもんなぁと。如実に身体にあらわれます。



ちなみに、子どもが中耳炎になる時は、夜遅く食べていることが多いと言われてます。胃に負担がかかって耳に症状が出る。早めに夕飯を食べることで治っていきます。


現地について、事前に自転車40キロのコースを車で視察。例年よりもアップダウンの激しいコースで特にのぼらがキツいと。しかも例年よりも東風が強くて、向かい風をまともに受けるところが多いから進まないよーと… わたし完走できるのかな… どんどん不安になっていきます。


その上、パンクなどの修理も自分でやらなくてはなりません。コロナでなければ手伝ってもらったりというのもありのようですが、コロナ禍の対策として全て自分でやらねばならない模様…パンク修理、やったことない不安がどんどん募り、夜ご飯に誘われたけど、胃が受け付けず、せっかく石垣島に来てるのに、コンビニでじゅーしーおにぎり(沖縄の炊き込みご飯)1個とポカリ。あぁ、色々な人にトライアスロン出るなんて言わなきゃよかった、あぁどうなるのかなぁ…


翌日、みんなは試走に行くといいます。わたし大会の前日に40キロも走ったら、絶対当日無理初の大会だし、色々慣れておかなきゃいけないだろうけど…本当は、レンタカー借りて島を巡りたい… でもそんな勝手な行動するの、言えない…うぅ…と眠りにつきました。


翌朝。5時起床。


やっぱりわたしは事前に島を一周して、島の自然を感じたい。自分の直感を信じよう。当日レンタカーなんて、トライアスロンの人たち多いし(参加者1000人)無理だろうなぁ…試しにネットで検索したら、あと4台空きがあるー!予約っっ!ポチッ!!


以前なら、人からどう思われるか気にして、本当に自分がしたいことができませんでした。みなさまもそういうことってありませんか?整体を勉強して自分でできる体操などしていくうちに、胃の機能があがっていって、クヨクヨしたり人の評価を気にすることが随分減りました。自分が本当は何をしたいのかもわかってくるようになりました。


その日の石垣島一周の楽しかったこと石垣島の自然の美しさを五感で味わい、神様がいるとしか思えないような海と緑と太陽の煌めきに、明日は風と一体になりながらトライアスロンしよう!と清々しい気持ちになれました。


とは言え、緊張と不安はまだ払拭されていないので、相変わらず胃はじゅーしーおにぎり1つしか受け付けず。整体的には、身体の欲求に従って、食べたい時は食べる、食べたくない時は食べないのがよいので、胃の欲求に従います。


夜は必死にyoutubeでパンク修理の動画を見てシュミレーションして。


寝る時に窓の外からゴウゴウと激しい風の音が聞こえて、明日本当に走りきれるかなと不安になり。あまり寝られずに迎えた大会当日の朝不安と緊張がいりまじる中、いよいよ、大会がはじまってしまう!!!


→「からだとわたし」その10はこちらから

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