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  • 執筆者の写真森をツナグ

オンライン写真展『天 - Universe -』


森をツナグ2周年記念 オンライン写真展 『天 - Universe -』


苦しい時。不安な時。寂しい時。 考えごとをしている時。楽しい時。 嬉しい時。早朝。昼間。夕方。夜。


どんな時も、いつでも、大宰府政庁跡は、 そこにありました。

私が太宰府に引っ越しする前、 7 ヶ月間、夫は単身赴任をしていました。

その間私は、東京でそのまま仕事を続けるか、 太宰府に来るか、 悩み続けました。 東京の仕事をもっと頑張れば、 もっと成長できるんじゃないか。

キャリアを全部なげうって、 何もない太宰府に行くのか。 悩みすぎて狂いそうになりながら、 思いきって太宰府に来てみたら、 別世界が待っていました。

散歩をし続けていたある日のこと。 大宰府政庁跡の少し先で、 肩がトンとぶつかった感じがしました。 「空海さまにすれ違った」そう思いました。 なぜ空海さまと思ったのかはわかりません。 でも絶対にそうだと直感で感じました。

土地は全てを覚えていると思いました。

自分が近づこうと思えば、 土地はちゃんと歴史を教えてくれる。

そこから太宰府の歴史にのめり込んでいきました。 好きな場所に行っては調べて、調べては行って。 どんどん太宰府が好きになっていきました。

暗い東の空から太陽が昇り まばゆい光が大宰府政庁跡を照らす 西の空に夕日が沈み 夜空に月が輝く

どんな時でもそこに自然がある。 必ず太陽は昇り、沈む。


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