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  • 執筆者の写真森をツナグ

『からだとわたし』シリーズ、読んでくださってありがとうございます!

更新日:2021年5月24日



先日、シリーズでお届けしていた『からだとわたし』。長い文章なのに、思った以上にみなさん読んでくださっていて。お会いした時などに感想を言ってもらえることが多くて、本当に嬉しいです


先日も『知子さんの文章読んでて、早く、早くって、つい子どもに言っちゃってるんじゃないかなって心配になって』と。


わたしも子どもがいたら、きっと『早く、早く』と言っていると思います。夫にも時々、つい言ってしまいます。自分がイライラしてる時、余裕がなくて焦ってる時。そういう時に『早く、早く』と言ってしまう。夫は悲しそうな顔をする。


『ともちゃんが子どもの頃、こういう気持ちになってたんだよね』と言う。本当にその通り。親と同じことを言ってしまっている。それに気づくと、呼吸を吸って、少し落ちついてから、ごめんねと謝ります。


子どもの頃のわたしは、言葉でうまく表現できなかったのだと思います。子どもの頃は、自分がどういう感情なのかも客観的に見つめられないし、親が早く早くというと、ただでさえ処理できない自分の感情をゆっくり見つめる時間も与えられません。しょうがないから、子どもは反発したり、だまったり、怒ったり、泣いたりする。感情を即座に処理できる能力も、表現できる言葉も、持っていないから。


言葉で表現できるようになったいまのわたしが、小さい頃の自分の感情を言葉で表現して、それを読んでくれて、反応してくれる人がいると本当に嬉しいのです。


小さい頃の自分の感情をわかってもらえたという嬉しさ。彼女たちの子どもが表現できてないことを少しばかり代弁できているとしたら(ひとりひとり感情が違うので全部一緒ではないけれど)、そこに心を寄せてくれたという嬉しさ。なんだか、子どもの頃のわたしも癒される感じがします。


自分が整うと、人のことはあまり気にならなくなる。『早く、早く』と思わず、ま、いっか、と思えるようになる。


ちょっと疲れたな、ゆったりしたいなと思ったら、いつでもお越しくださいませ。


感情、たくさん話してください。子どものことじゃなくて、自分の気持ちを話してください本当は、お母さんが一番、ゆっくり話を聞いてもらいたいし、頑張ってるねとよしよししてもらいたいんじゃないかなぁ


当日ピンときて、今日がいい!と連絡してくれても、全然大丈夫きっとそれがベストなタイミングです。いつでもお待ちしております。


→「からだとわたし」シリーズはこちらから

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