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風景を見つめると頭の中でリズムが鳴り始める

執筆者の写真: 森をツナグ森をツナグ


風景を見つめていると 頭の中でリズムが鳴り始める


最初は単音がひとつ、ふたつ、リズムが鳴りはじめて、それがフレーズになり、

やがて駆け抜けるような曲となり頭の中でこだまする

その音に乗っかって、言葉が紡ぎ出されていく



そんな時の言葉は、わたしが書く言葉でありながら

わたしの言葉ではない感じがする


自然に頭に思い浮かぶ言葉を思うままに書き綴っていくと

文章が出来上がっている、そんな感覚

わたしはこの感覚が好き


書かなきゃ、という気持ちで向かうと全然書けないし、

書いていてつまらない文章になる


でも、そういう雑音を一切排除して、大切にしたいことは

なんだっけという気持ちだけに集中すると

やがてリズムが鳴りはじめて、言葉が自然に浮かんで広がっていく



どれだけ自分を透明にできるか、素直な気持ちで風景を見ているのか

それに尽きるのだと思う

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