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執筆者の写真森をツナグ

一眼レフ、買いました!


この10年くらい、ずっと欲しいなと思い続けて、何度も買おうと思いながらも、買えずにいた一眼レフ。


大学時代はアルバムサークルで、オリンパスのマニュアル一眼レフを持ちながら、アルバム用に先生の写真を撮ったり、キャンパスに広がる芝生でわいわい話す学生のみんなを撮ったり。一瞬の美しさを切り取ることのできる、シャッターを押す瞬間が大好きでした。

でも、なんとなく、中途半端に終わってしまっていて、風景と対話しながらその美しさを引き出したり、人の内面を映し出すような笑顔や姿を撮るというところまではいきつかなくて。それがずっと心残りでした。


わたしは道具を使うことに苦手意識があって。例えばパソコンとかスマホとか、たくさんの機能はあるのに、使いこなせてない感じがすごくあります。わたしがもっと楽しく、自由になるための道具であるはずなのに、そのよさを発揮してあげられていないなぁという残念な思いがずっとあって。カメラも、持つのはいいけど、たくさんの機能を使いこなせるかなぁという不安と苦手意識がありました。


でも、森をツナグをはじめて、福岡や太宰府の美しい自然を本来の美しさで切り取りたい、その風景をひろげたいという想いがどんどん強くなりました。


今日、買ったばかりのカメラの使い方を、ホームページやロゴを作ってもらったノビルデザインさんに手ほどきしてもらって。カメラは機械だと思っていたけれど、そうではなくて、撮り手の想いや感情を盛り込める、人間の体温に近い存在なんだとわかって。だからノビルデザイン カメラマンの多美子さんが撮る写真は、その温かい人柄と土地の空気感が伝わってくるのだなぁと、納得もしました。


カメラを自分の味方にして、仲良くなりたい。そして、古代から続くこの美しい風景をありのままに切り取り、その素晴らしさをひろげていきたい、そう思っています。

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