top of page
執筆者の写真森をツナグ

モンゴル旅行記④夏至と満月と歌声と



//

モンゴル旅行記④

夏至と満月と歌声と

\\

モンゴルの草原で夏至を迎えた

夜遅くまで明るくて21時過ぎ

夕飯を食べて外にでると

地平線から上がってきたばかりの

ストロベリームーンが煌々と

美しさを放っていた

美しさのあまり言葉を失い

しばしそこに立ち尽くした

早朝3時頃に目が覚めて

寒い外を散歩する

ゲルの宿泊施設付近は灯りがあるので

少し遠くまで歩くと

空一面に広がる満天の星が煌めいていた

シーンも音のない世界の遠くに

牛の鳴き声と、犬の吠える音が呼応する

明け方になると

小鳥がピチピチさえずりはじめて

地平線から太陽が目を覚まして

全てを明るく照らした

毎日繰り返されているであろう

天と地の美しい循環に

ただただ見惚れていた

夏至の翌日、満月の夜には

スペシャルな時間が待ってくれていた

今回のツアーに誘ってくれた

明蘭がシンギングボウルと一緒に

モンゴルの大草原で歌ってくれた

その魂の歌声は大地の深くまで届き

あたり一面の草原と共鳴していた

モンゴルの大地で明蘭の歌を聴きたいー

のどをやられていたにも関わらず

今回のツアー参加した願いを叶えてくれた

明蘭には感謝しかない


ちなみに2泊ゲルに泊まったけれど

なかなかな体験だった笑

中央に薪をくべて火を起こす暖炉があり

夜寝る前に火入れをしてもらう

冷えていた部屋が一気にサウナ状態になる

この温度で寝るとなかなかに寝苦しくて

暑くて呼吸がしにくくなり

入り口を開けると涼しい空気が入ってきて

多少過ごしやすくなる

明け方には寒さで目覚めて

火を入れてもらうまで毛布にくるまって

なんとかしのいだ。大自然で生きる大変さを

ほんのわずかだけど体感した

ゲルは移動式で

遊牧民はわずか1時間で建てるそうだ

草原の中を移動する他の遊牧民のために

常に扉は開けっぱなし、あたたかい飲み物を

ポットにいれて用意しておくのだそうだ

現地のゲル訪問の時に、いただいた

牛のチーズとヨーグルトは

ほどよい酸味で美味しかった♡

モンゴルの現地ご飯は、サラダ、スープ

肉、デザートの組み合わせ

味付けは日本人にもあう優しい味付けで

食べやすいのだけれど

本当に羊肉!!!

どーーーん!!!!!と肉肉しい塊が出てくる

ガッツリ!!!肉だぜ!!!という感じ笑

一番好きだったのは塩茹でした羊肉と

香味野菜をクレープに包んでタレで食べる♡

食べ方だった

最後の日に行ったウランバートル郊外にある

テルレジにいく

瞑想の聖地、アリヤバル寺院へ向かう

途中、神様をお祀りする場所へ行く

天を祀る青と、菩薩を象徴する黄で巻かれた

天にそびえる像が美しかった


ゴツゴツした岩場には亀の石と呼ばれる

巨石が出現

岩場を這うようにして登った先には

特別なエネルギーをただよっていた

アリヤバル寺院は、桃源郷かと思うほど

天国のような場所だった

山が御神体で、エネルギーがすごいからと

チベットの僧侶が寺院を建てた場所だそうだ

黄色の花があたり一面に咲き乱れ

木々が風にゆらいでキラキラと光っていた

今回のモンゴルは、

たっっくさんの素晴らしいみんなとの

出会いがあり

数えきれないほどの学びに溢れていた

かけがえのない貴重な

手配してくださった主催者の方々には

心からの感謝しかない

だからこそ、また人と比較して

落ち込んだりもするわたしもいたけれど

また新しいステージがはじまる

そんな大きな契機となる旅だった

Comments


bottom of page