//
モンゴル旅行記②
仏教経典の波動と古代の叡智に感動
\\
翌朝はガンダン寺へ
モンゴルのチベット仏教界の最高学府で
経典保護の中では一番大きい
今回はそれらの経典を保護する
ALL(Asian Legacy Library)主催のツアーなので
普段は入らせていただけない建物にも
入らせていただけた
ALLではそれらのチベット密教の真髄が
書かれている経典を
一枚一枚丁寧にスキャンするという
世界中からアクセスできる
データベースを作っている
気の遠くなるような積み重ねが本当に尊い
建物の中に積み上げられた経典は
色とりどりの布に包まれていた
お経に囲まれてそっと手をかざすと
経典毎に波動が全て違って
重かったり、あたたかかったり、軽めだったり
経典からお経が溢れてきて
それが口の中に入ってくるような
とても神秘的で恍惚な空間だった
経典そのものも見せていただき
その文字の美しさ、装丁の美しさに
人々の仏教への信仰の深さを感じた
古代の叡智が詰まった経典の教えや
時代によって酷い弾圧を受けながらも
命に変えて守り抜いてきたその尊いあり方は
筆舌に尽くしがたい
マニ車は心を込めて一回まわすと
入っているお経を一回読むのと同じ功徳が
あると言われているけれど
こちらも回すと全て違うエネルギーが
伝わってきて、そのまま五感でずっと
味わい続けたくなるような至福の空間だった
高僧の方の誘導による瞑想体験も
実に貴重な体験だった
郊外で訪れたモンゴル最古の
エルデニズー寺院も圧巻だった
見学中、突如『パオー』と法螺貝が
聞こえてきたかと思うと
たくさんの僧侶たちが一斉に集い
ちょうど月一回満月の日に行われる
読経が始まった
法螺貝は神様に集まってもらうための音だ
僧侶たちの祈りが場に満ち満ちて
天に届くような大きなエネルギーの渦が
湧き上がっていた
Comentarios