
『桜 - Fully Bloomed-』
令和が決まった去年の4月1日。その日は朝からお祝いムードでした。
朝7時に太宰府天満宮で新しい宮司(第40代西高辻信宏宮司)が就任し、朝11時に令和が発表。大宰府政庁跡は晴天で、満開の桜が咲き誇り、新しい時代の幕開けに喜びが溢れているようでした。
太宰府にはたくさんの歴史が積み重なっています。
左遷という政治的な意味合いも強かった太宰府には悲しみや憎しみ、苦しみが埋もれていると感じます。戦国時代には、四王寺山にある岩屋城一体が焼かれました。明治時代には、廃仏毀釈により安楽寺天満宮(寺院)が太宰府天満宮(神社)へと変わり、たくさんのお寺が姿を消しました。
そんな場所が令和ゆかりの地となった意味はとても大きいと思いました。
“Beautiful Harmony” という意味の令和。ここ太宰府から日本へ、そして世界に向けてハーモニーを創り出していくことになると思いました。
それから1年後の今。桜は相変わらず美しく満開なのに、新型コロナウィルスでお花見もままならない状況です。でも、冬があるから春がある。葉っぱと花が散り、裸になった木も、必ずまた花は咲く。それを信じて。 (写真は昨年4月1日に撮影したものです) ・ ・ 4/1から4/4に予定していた森をツナグ 2周年イベントは、中止となりましたが、写真展の写真を投稿していきたいと思います🌸
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